阪急電車 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2010年8月5日発売)
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本棚登録 : 52847
感想 : 5187
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普段何気なく足として使っている電車が、たくさんの物語を集めた一つの箱だと考えたら、電車がとても素敵な乗り物になる一冊。 「生」から始まる物語も、「討ち入り」から始まる物語も、「つまらない男ね」から始まる物語もどれも暖かい。痛みを伴う話ももちろんあるけれども、その痛みはきちんと物語の主人公たちを成長させている。 人は一人で生きているんじゃないよ。行きずりでもちゃんと誰かを支えて、支えられている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年1月30日
読了日 : 2014年10月3日
本棚登録日 : 2017年1月30日

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