分かりやすくてフラットでとてもよく出来ている。キリスト教の要素を学ぶことは現代日本を考える上で重要、というのを説明するのに私は下手だし、納得する説明が出来なかった。これなら、答えの一つになるだろう。
あとがきにありますように、戦後日本という表札のある家族について「日本国憲法」「民主主義」「市場経済」「科学技術」「文化芸術」という子供がいるが全員養子ときた……、その当たり前を何故?と説明するのにも役に立つと思うし、他の家の養子お断りの姿勢も何となく理解するにも役に立つのかも知れない。
でもやっぱり、宗教学概論はこれを切っ掛けに読んでほしい。
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- 感想投稿日 : 2018年7月8日
- 読了日 : 2018年7月8日
- 本棚登録日 : 2018年7月6日
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