ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義

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  • 文藝春秋 (1992年7月1日発売)
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宇宙戦艦ヤマトの特攻賛美
漫画『沈黙の艦隊』の超大型ミサイル原潜ヤマトが国連下、核ミサイルを独占し世界が核廃絶するという戦後民主主義の究極の幻想をあざ笑う。つまり彼等は絶対権力に憧れ、自分が持てば世界は平和だとスターリン、毛沢東、ポルポト同様の傲慢なのだ。「国家権力絶対に反対する」?そうなれば大量破壊兵器がアルカイダレベルにまで拡散するが。
宮崎駿『ナウシカ』もヒューマニズムとかyんきょう環境保護が両立するとの性善説幻想。非人間までヒューマニズム対象か。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会時評
感想投稿日 : 2021年1月11日
読了日 : 2021年1月11日
本棚登録日 : 2018年12月17日

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