何より凄いな〜と素直に思うのが、
小保方氏の愛され力。
大学院にしても、アメリカにしても、
理研にしても、
とにかくなんだかうまくいってるとこは
感心した。どんな手段とってたとしても凄い。
スタップに関しては確かに彼女一人に
全てを押し付けたあの状況は異常だった。
研究について知らなかった頃は
なんだこいつ、としか思わなかったけど
研究者と触れ合うようになった今読むと
彼女の主張にも聞くべき点はある。
そもそもポスドク時代の論文の責任著者が
筆頭著者の肩を持たずに自己保身に走ったのは
いろんな意味でひどい。
また、そんな研究者は確かにいると言えるし。
もちろん小保方氏もひどい。
そもそも大学院行く時も適当だし、
その後のもろもろ突っ込まれた多種のミスは
完全にアホのすること。
ただそんなもろもろを越える何かが彼女にあったのに、
どうもこれまた怪しい別研究者の裏切りによって燃え盛った
バッシングの異常な盛り上がりが
彼女の未来を閉ざしてしまったのはもったいなかったんじゃないかな。
元気になったら外国でまた博士とりなおせばいいと思うけどな〜
森達也の本読んで思ったけど
メディアの印象操作と、
それに踊らされて一斉に正義を語って攻撃する庶民、
変な世の中だよな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月15日
- 読了日 : 2016年11月15日
- 本棚登録日 : 2016年11月15日
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