「イスタンブール時はゆるやかに」から十数年、何度も訪土し、すっかりトルコ通になった著者が、イスタンブールから船に乗って黒海沿岸の小さな町を訪ね歩く。
果たしてガイドブックに載っているかも定かではない田舎町の空気が面白い。
テレビ局に街頭インタビューを受けたり泥棒に遭ったり、トラブルもあるけれどトルコの人たちはみな親切だ。今はどうなのかわからないけど、トルコの国民性ってなんなんだろう?
前作よりも著者の感覚がスレてしまった印象を受けるけど、さすがに仕方ないか。
読書状況:読み終わった
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旅に出たい
- 感想投稿日 : 2008年4月6日
- 読了日 : 2008年4月6日
- 本棚登録日 : 2008年4月6日
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