居眠り磐音シリーズ、44作目。
部屋住みで仕官のあてもないままだった利次郎にも何やら新しい門出が見え、辰平にも春が来るかという矢先、辰平の行方が知れなくなる。
武芸者であり多少の襲撃には引けを取らないはずの男が、いったいどこに消えたのか。
あの手この手で磐音の力を殺ごうとする田沼一派だが、手を尽くせば尽くすほど、何やらその権勢に陰りが見えてくるようで、物語の終わりが近いことを感じさせる。
磐音シリーズには大団円しかないだろう、と頭から信じ込んでいるのだけれど、果たしてどんな決着を見るんだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エンターテイメント!
- 感想投稿日 : 2021年4月4日
- 読了日 : 2021年4月4日
- 本棚登録日 : 2021年4月4日
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