湯島ノ罠-居眠り磐音江戸双紙(44) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2013年12月12日発売)
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感想 : 49
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居眠り磐音シリーズ、44作目。

部屋住みで仕官のあてもないままだった利次郎にも何やら新しい門出が見え、辰平にも春が来るかという矢先、辰平の行方が知れなくなる。
武芸者であり多少の襲撃には引けを取らないはずの男が、いったいどこに消えたのか。

あの手この手で磐音の力を殺ごうとする田沼一派だが、手を尽くせば尽くすほど、何やらその権勢に陰りが見えてくるようで、物語の終わりが近いことを感じさせる。

磐音シリーズには大団円しかないだろう、と頭から信じ込んでいるのだけれど、果たしてどんな決着を見るんだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エンターテイメント!
感想投稿日 : 2021年4月4日
読了日 : 2021年4月4日
本棚登録日 : 2021年4月4日

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