料理家から主婦、パタンナーまで、さまざまな「台所にこだわりのある」人たちの台所訪問記。
「食べる」ということは、生きていくうえで必須の行為だから、「食べるものをつくる場所 = 台所」っていうのは、人となりを如実に表すと思う。(まったく使われていない、というのもひとつの個性として)
料理上手の21人の台所はそれぞれに使い勝手が考えられて独創的で、すごく魅力的だ。
最新式の料理器具を使っている人はほとんどおらず(クウネルの本だからあえて出さないようにしたのかな)自然体で料理が好きで台所が好き、という気持ちが伝わってきて嬉しくなる。
素敵だなぁ、と思うけれど、いろんなものが乱雑に積まれた我が家の台所を考えると、こんな風にはなかなかできないよな、とため息をつきたくなる。だからこそ憧れるんだろうけど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
好奇心が満たされる
- 感想投稿日 : 2008年6月9日
- 読了日 : 2008年6月9日
- 本棚登録日 : 2008年6月9日
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