骨董としてたまに見かけるデルフトタイルに興味がある。
17世紀から19世紀くらいの、四角いタイルに、どこか力の抜けた(気の抜けた、とも思う)絵柄が描かれているタイルは不思議な魅力がある。
しかしこのデルフトタイル、美術品と作られたわけではなくむしろ量産品として大量に作られたもののため、いったいどんな歴史があり、どういう種類があって、どこを見たら古さや価値がわかるのか、ということがさっぱりわからない。
そんな時にガイドブックとなるような一冊だ。
デルフトの歴史から、四方に描かれたコーナー飾りの種類、絵柄が持つ意味など、さまざまな切り口でデルフトタイルについて書かれている。
自分のような初心者にはうってつけの内容だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
好奇心が満たされる
- 感想投稿日 : 2022年9月14日
- 読了日 : 2022年9月14日
- 本棚登録日 : 2022年9月4日
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