岡田斗司夫と内田樹の対談形式の本。これからはこういう共同体を目指したらいいんじゃないかなということを主に語っている。主なことはこれまでの内田さんの本に書かれていることなんだけど、岡田さんてなんというかものすごく突飛というかユニークなシステムをぽんぽん思いつく人なんだなぁと感心しながら読んでいました。
仕事をしたいから社員がお金を払う会社とか。面白いなー。心地よい反骨精神みたいのを感じる。
・心が折れる瞬間についての考察で、身体を無視した「生きがい」という度量衡、という考え方。
・ロスジェネ論は不毛
・「キャッシュ・オン・デリバリー」は不信の証
・太宰治の小説の最初の一文のウマサ。
(あ、トピックのタイトルもあるけどそうじゃないものもあります)がすごく説得力あった。
キャッシュ・オン・デリバリー~の映画の中のマフィアの例えとか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
批評/社会
- 感想投稿日 : 2014年2月7日
- 読了日 : 2014年2月7日
- 本棚登録日 : 2014年2月7日
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