灯台守の話

  • 白水社 (2007年11月1日発売)
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本棚登録 : 395
感想 : 57
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ソルツというさびれた港町で暮らしているシルバーと母。崖に斜めに突き刺さった家に暮らす二人。ある日母親は崖の下に落ちてしまい、シルバーと後ろ脚の短い飼い犬が残される。
ここから物語が始まる。でも物語はもっと前に始まっていた。
ジキルとハイドのような生活を送っていたバベル・ダーク牧師、代々受け継がれる灯台守ピューの物語、など。

いちいち立ち向かわないのが心地いい。シルバーは強い子。

やっぱり物語は終わらせてはならないと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外文学
感想投稿日 : 2013年6月2日
読了日 : 2013年6月2日
本棚登録日 : 2013年6月2日

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