寄宿舎で読むものがなくなって自分で書いたものを読む。
読んでばかりの子ども。読むことに後ろめたさを覚える。
母語で育ち、ドイツ語、ロシア語を押しつけられ、21歳でスイスへ亡命。
フランス語の習得に励む。読むことへの挑戦。
飾らず気取らず、そのままありのまま、自分の望むことを懸命に生きた。
亡命生活、子どもをあやしてもらう。ポケットにお金を滑り込ませてくれる。
亡命の先にあるものは決して安穏とした楽なものではない。
文量は多くないけれど、とても読み応えがあった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年10月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2022年10月4日
みんなの感想をみる