やっっっっと読んだ。
凄い。この本の作者には勝てない。完敗だ。
普通の人はこのクオリティの群像劇を一冊で書くことは出来ず何冊もかかりそう。しかもグダって冗長になってつまらない出来になりそう。
淡々と必要な要素だけまとめあげて書く能力が高い。
提示されている説明文に一切の無駄がない。説明文に終始せず文のリズム感や比喩の言葉選びも上手い。
小説は行間とはよく言われてるが、物語中に描かれていないものを描く力も高すぎる。
構成もうまい。読みやすい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
電撃文庫
- 感想投稿日 : 2015年8月11日
- 読了日 : 2015年8月11日
- 本棚登録日 : 2015年8月11日
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