コールドゲーム (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年10月28日発売)
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本棚登録 : 3912
感想 : 464
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「神様からひと言」の解説で、萩原浩さんがユーモア作品以外にサイコサスペンスも書いている、と紹介されていたのがずっと気になっていたので、ついにトライ。

ユーモア作家だと思い込んでいた萩原さんはどんなサイコサスペンスを描くんだろうと興味津々で読み始める。

いじめをテーマにしたホラー要素が色濃いサイコサスペンスだけど、軽妙な文章と個性的なキャラクター、飽きさせない展開に最後まで引き込まれて読ませてもらえた。

また、「いろいろあるけれど、それでも生きていくこと」という萩原浩さん作品の根底に共通しているメッセージも汲み取ることができた。

けど、やっぱり私はサイコサスペンス系は苦手だわ。

P459
自分を救えるのは自分だけだ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2018年9月4日
読了日 : 2018年9月4日
本棚登録日 : 2018年9月4日

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