人間vs熊という題材が大好き。
圧倒的な羆の力を前にすると、人間は為す術もない。
三毛別羆事件をモチーフにした小説。
銀四郎おやじがいかに羆をしとめるか、という話かとおもったけど
羆のおそらしさ・その被害が中心になっておりました。
銀四郎おやじはゴールデンカムイの二瓶鉄造のモデルなんですね。
読書中も二瓶のイメージでずっと読んでましたけど笑。
解説に登場する大川翁の後日譚とか、話以外の部分でも楽しめました。
恐怖、自然の偉大さを淡々と。こういう小説が好きです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年2月17日
- 読了日 : 2021年2月17日
- 本棚登録日 : 2021年2月17日
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