死をポケットに入れて (河出文庫 フ 3-3)

  • 河出書房新社 (2010年8月3日発売)
3.79
  • (57)
  • (65)
  • (100)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 875
感想 : 57
5

ブコウスキー晩年のエッセイ。
ブコウスキー自体、知ったのはごく最近なんだけど、彼が90年台になってマッキントッシュを使って日記書いていた、それもコンピュータを使いだしてから執筆がより盛んになったと喜んでいた、というあたりはとても意外だった。
タイピングの国だし、抵抗も少なかったのかな。

中身はいかにもブコウスキーというか、昼間は専ら競馬場に行って、夜は色々な出来事を思い出しつつ考えたことを書いていく、という感じ。
かなり好きなテイストだった。引き続き色々読んでいこう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・文学
感想投稿日 : 2017年3月28日
読了日 : 2017年3月28日
本棚登録日 : 2017年3月28日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする