もしもあなたが猫だったら?: 「思考実験」が判断力をみがく (中公新書 1924)

著者 :
  • 中央公論新社 (2007年12月1日発売)
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本棚登録 : 219
感想 : 36
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もしあなたが猫だったら…物の見え方が違う。
猫だけでなく、人間でも、同じ「赤」という色だったとしても、それが、本当に同じ色として認識しているかわからない。
そんなことを、私も中高生くらいの時に考えて(どこかで、そんな話を聞いたんだと思うけど)、この他の人と共有できない感覚を不思議に思った。

もしも重力がちょっぴりだけ重かったら…宇宙が潰れちゃう!逆に、軽かったら、どんどんどんどん離れて行って、「夜、星空を見上げても、ロマンチックな星空なんて何も見えない真っ暗な宇宙になってしまう」かもしれない。という思考実験。

他にも、量子の話やブラックホールの話、哲学者のプラトンの話まで!!
「もしもあなたが猫だったら?」という、題名とはあまり想像できないような内容になってる^^
一週間で読めるように、第1日~第7日まであるんだけど、内容はだんだん難しくなっていて、最後のほうは雰囲気わかったくらい…
興味深い一冊。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 趣味
感想投稿日 : 2012年9月4日
読了日 : 2012年9月4日
本棚登録日 : 2012年9月4日

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