とっても素敵な本だった。
タイトル通り、『あしながおじさん』の続編。
あとがきにて、原題が「Dear Enemy」と知る。
読み終わってから知ると、おお洒落てるってなるけど、
読む前から知ってたらだいぶネタバレかも。
『あしながおじさん』とは違って、大きく派手で衝撃的な事件が後半に起こるのが印象的。
おや、これは…?と思い始めてから、ページをめくる手が止まらなくなってしまった。
『あしながおじさん』はザ児童文学!ってかんじだけど、
これは児童文学にしては大人向けかも。高校生以上くらいかなあ、面白さが分かるのは、と思った。
旧訳の感想読むと「差別的すぎて云々〜」っていう意見が目立っていたけど、そんなに感じなかった。
新訳版ってことで、むちゃくちゃマイルドになってるのかな。
あとがきを読んで、少しほほう、となる。
作者のジーン本人も、妻子ある男性と恋愛関係にあったらしい。
39歳で亡くなったのね。生きていたらもっとたくさん文学を書いていたかもと思うと、とっても残念。
もっと読みたかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年1月20日
- 読了日 : 2018年1月20日
- 本棚登録日 : 2018年1月20日
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