日本でいう女性の自立というものは
この本でいう女性の自立とは遠いところにある話だと思った
女性は男性に隷属する存在であるというのは、
男性の都合のいい理想である
女性器が穢れたものであるから
産まれてくる命が穢れないように切除するという不思議な理屈
じゃなんで神のつくりたもうた女性の体に不必要なものが付いているのだろうか
伝統的な悪習を断ち切るのは
並々ならぬ努力が必要だが
それが伝統として受け継がれてきた背景を理解することにより
少しずつ理解され、変わっていくのではないか
筆者は、闘い、自分らしく生きる権利を取り戻したが、
もし、彼女に学がなく、彼女の家族も彼女に無関心であったら
彼女自身も、自分の置かれている状況に疑問を持たなかったであろうし
立ち上がる意欲など湧かなかったであろう
虐げられている女性が、自分の生き方に疑問を持ちますように!!
それが大きな第一歩だと思う
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
図書館
- 感想投稿日 : 2011年11月13日
- 読了日 : 2011年11月13日
- 本棚登録日 : 2011年11月12日
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