酔いがさめたら、うちに帰ろう。

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  • スターツ出版 (2006年11月1日発売)
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何度も吐血し、倒れて運ばれる。何度、苦しい思いをしても、退院と同時にまた、酒を飲む。
アルコール依存症とは、なんて恐ろしい病気なのだろう。
一緒に入院していた人の「どうしてアル中になったか、どれだけ人に迷惑をかけたかがわからなきゃお酒は断てない」という言葉に重みを感じる。
入院している誰もが、うちに帰りたいけど帰れないでいるのだ。
意志の力だけではどうにもならない大変さと、家族の存在のありがたみを改めて思った。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: や行
感想投稿日 : 2011年3月25日
本棚登録日 : 2011年3月25日

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