最近、「ミステリー」と銘打った本が多すぎる。日常モノも、キャラクター重視のものも好きだけれど、なんとなく物足りなさを感じ始めた今日このごろ。
思えば、私のミステリーの入り口は、アガサ・クリスティでした。
というわけで、原点回帰で本格ものを、ならば今こそ、一時あえて避けていた「新本格」と呼ばれるものに手を伸ばしてみようと思い立った一冊目。
まずは、登場人物の名前から懐かしい香りがします。が、彼らみんな、洋モノに出てくるような際立った個性のキャラクターの持ち主ではなく、普通の大学生ばかりなので、登場人物の区別が難しい・・・
強引だなと思える部分もありましたが、大学生だから起こってしまった事件、と思えたり。全体的に、イメージが「青い」感じの作品です。
やっぱり「謎解き」は良いなと思い知らされる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年2月20日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2016年2月20日
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