エディは算数は得意で頭の回転も速いが、読み書きがさっぱりできない。今でいうディスレクシアなのだが、当時はそんな概念はないので、勉強のできないただのかわいそうな子だと思われている。
でも功成り名遂げて村に帰ってきたグラハム・ベルさんとばったり出会って、少しずつ言葉を交わすようになったとき、エディは、何事もあきらめてはいけないこと、失敗の連続のなかからわずかながらうまくいったことを喜べばいいのだということを学ぶ。
エディがベルさんと友だちになったといっても誰も信じてくれなかったが、ある日エディのもとに小包が届く――。
歴史上の人物と主人公の少年とをうまくからませて、家族のドラマも交えつつ、面白い物語になっている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2017年6月5日
- 読了日 : 2017年6月5日
- 本棚登録日 : 2017年6月5日
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