平成28年7月12日読了。
杉山氏のルポ『虐待』は凄まじい筆致のドキュメンタリーだった。
今回の著作にもそれを期待したが、いまいち中途半端なルポに終始し、期待していた内容では無かった。
ただひきこもりの経験者に対する丁寧な取材から浮き彫りになった「ひきこもり像」は、自分に厳しすぎるが故に、自分以外の他者を許せない、寛容になれない姿だということが良く分かり、勉強にはなった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年7月12日
- 読了日 : 2016年7月12日
- 本棚登録日 : 2016年7月4日
みんなの感想をみる