グローバリズムについての本を読みたかったのだけど、どちらかというとユーロやフランスに偏った話だったので、思っていた内容とは違った。
が、インターネットが普及し、経済的な境目がなくなったグローバリズム自由貿易。
世界が繋がっていくことの希望は、今や危惧でもあり、繋がっているという事実は変わらないながらも、米国が「ナショナル」より「インペリアル」の道を選択したという序文は面白い。
経済的には引き戻せない段階に来た上、個人が国という枠組みを超えてゆくことが容易になった反面、国が国として維持するためには、経済ではない力、つまり軍事力に頼らざるを得なくなっているのかもしれない。
個人的には世界規模で少子化が進んでいることには驚いた。
需要がなくなると、供給による利益は失われる。
また、ロシアの立ち位置も気になる。
トランプ就任によって、世界のパワーバランスはどのように変わるのだろう。
グローバリズム以降の世界の在り方を、もう少し詳しく学びたいなぁ。。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年2月19日
- 読了日 : 2017年2月19日
- 本棚登録日 : 2017年2月19日
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