小説で「夢」を描くって、意外と難しいだなと思う。
漱石の「夢十夜」は、確かに「夢」の感じがするのに。
同じ虚構。でも、夢の持つあやふやさって難しい。
小路幸也「輝子の恋」は、「こころ」アナザーストーリー?
もしも、あの時、こうだったら、を描いた話なのだと思うのだけど。
もうちょっと寄せてほしかった。かも。
自分の「夢十夜」を考えてみたいな、と思わされる作品だった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018年
- 感想投稿日 : 2018年9月15日
- 読了日 : 2018年9月30日
- 本棚登録日 : 2018年9月15日
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