先にオーセンティック•リーダーシップについて読んだので、今度はサーヴァントを。
提唱したグリーンリーフさんによると、「リーダーである人は、『まず相手に奉仕し、その後相手を導くものである』という実践哲学をサーバント•リーダーシップ」と定義する。
「リーダーシップとは、フォロワーが目的に向かって自発的に動き出すのに影響を与えるプロセスである」
こちらは著者が述べているように、その人個人の持つ能力、パワーというよりは、動きのある「場」であったり、プロセスに例えられる。
サーバント•リーダーの持ち味としてはスピナーズの10属性が分かりやすかったので、こちらを挙げておく。
「傾聴」「共感」「癒し」「気づき」「説得」「概念化」「先見力」「執事役」「人々の成長にかかわる」「コミュニティづくり」
ただし、何でも屋、召使いという意味ではない。
最後に、エリクソンの「世代継承性」の話からは大きなヒントを得たように思う。
ベテランになって、どこかのタイミングで自分が感じる力不足感を、うまく後進の育成へと繋げるシステムが出来ないかな、と。(これこそまさに、和久さんシステム!)
これまでミドルが支える組織づくりだけをイメージしていたけど、そうではない図も可能だよなーと、ふと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2021年
- 感想投稿日 : 2021年12月31日
- 読了日 : 2021年12月31日
- 本棚登録日 : 2021年12月31日
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