これはもう「こういった類の話が好きかどうか?」で☆の数が全然違いますよね。私は好物です。
語り口がやさしく、わかりやすいところもイイ。(フレーズでいっぱい引用しました。ブログモードにして読んでみてください。)
全てのアリが働いたら仕事量upするけど「一定時間仕事が滞るとコロニーが死滅」という前提条件を加えると、全てのアリが働いていない方がコロニーは長く続く。
卵や幼虫はいつも唾液で舐めて殺菌しないと!一日でも怠ると卵全滅しちゃうから。
みたいなことを丁寧に、学者さんが「一般ピープルにもわかりやすく、どうしても伝えたい」熱意をもってやさしく教えてくれます。
人間の社会に置き換えてみるとどうか、とか、
多様性を人間に置き換える。
みたいな本ではなく、「純粋にアリの本」です。
逆にこの本を読んで、人間の多様性を感想として書くと、その人の個性というか、ヒトに対して思っている考えダダ漏れになると思います。
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- 感想投稿日 : 2019年6月25日
- 読了日 : 2019年6月25日
- 本棚登録日 : 2019年6月25日
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