黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)

  • 東京創元社 (2008年5月29日発売)
3.25
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本棚登録 : 208
感想 : 12
4

この作品が最後の作品です。
結局シリーズを終えることなく
彼は宇宙の彼方へと飛んで行ってしまいました。

クロニアに来た地球人は
異なる概念を持った地球人とは
相容れることができませんでした。
彼らには承認要求は必要なかったし、
対価も必要ありませんでした。

人はこう思うと、存在が罪なのでしょうね。
資源を浪費しつくし、
争いの種をまき、
他人を惑わす…

ところどころにその罪の数々が出てきます。
しかもそれは地球のそれでも
原始の時代に文化が逆行しても
然りなのですよ。

例のシリーズとはちがって
読みづらいです。
ええ、チョー読みづらい(砕けて言ってみた)

でも、どこかで寿命を感じていたのかな
著者は。
だからすごく訴求力が強いのよね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: SF
感想投稿日 : 2018年4月8日
読了日 : 2018年4月8日
本棚登録日 : 2018年4月8日

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