この作品が最後の作品です。
結局シリーズを終えることなく
彼は宇宙の彼方へと飛んで行ってしまいました。
クロニアに来た地球人は
異なる概念を持った地球人とは
相容れることができませんでした。
彼らには承認要求は必要なかったし、
対価も必要ありませんでした。
人はこう思うと、存在が罪なのでしょうね。
資源を浪費しつくし、
争いの種をまき、
他人を惑わす…
ところどころにその罪の数々が出てきます。
しかもそれは地球のそれでも
原始の時代に文化が逆行しても
然りなのですよ。
例のシリーズとはちがって
読みづらいです。
ええ、チョー読みづらい(砕けて言ってみた)
でも、どこかで寿命を感じていたのかな
著者は。
だからすごく訴求力が強いのよね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2018年4月8日
- 読了日 : 2018年4月8日
- 本棚登録日 : 2018年4月8日
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