昭和初期の活躍した京都出身の銀座マダム。
ガムシャラに店を経営している人かと思ったら人を疑う事を知らず、周りに助けられて頂点までいってしまう。
接客とお酒が好きで気前もいい。そして愛される要素を持っているが時代の流れには乗れずに閉店。
旦那がもっと堅実な人で見守る人なら長く続けられたのかも知れないと思うと、不幸だったのか、それとも愛する人がいた事が幸せだったのだろうか。
この人は口数が少ないので、周りを取材して憶測も含めて書かれているので、人生を満足しているのか、後悔した部分があるのか深い部分も知りたいと思うのはフィクションを読みすぎだからなのかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年3月21日
- 読了日 : 2021年3月21日
- 本棚登録日 : 2017年8月5日
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