下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち

著者 :
  • 講談社 (2007年1月31日発売)
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感想 : 215
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生まれてはじめての社会活動が労働ではなくて消費であった。
消費主体からはじまった僕らの社会生活にとって、「学びは何の役に立つのか」という問いも理にかなっていたなんて、、、

外界の変化に即応して自らを変えられる能力を学ぶ。その本質に市場経済や等価交換の原理を入れ込んでしまった。

そして、学ぶ意味を知らず大人になってしまうから労働することにも意味を見出してしまう。

自分もその当事者だと思うと、本当に耳が痛い。
でもこの当事者意識は忘れずに上昇気流にのっていきたい。

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感想投稿日 : 2015年6月22日
読了日 : 2015年6月22日
本棚登録日 : 2015年6月22日

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