著者は、大手投資信託「バンガード」の取締役だったチャールズ・エリス氏。アクティブファンドのほとんどがインデックスファンドに劣っている事実などから、インデックスファンドのみに長期で投資することが最も効果の高い資産運用方法であると述べている。インデックスファンド最強説は、「ウォール街のランダム・ウォーカー」著者のバートン・マルキールも述べており、長期運用を始める際はこの2冊と、両名が執筆した「投資の大原則」が参考になる。
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・成功する運用基本方針策定のポイント:
①長期運用の目的の確認と、資産配分比率(株、債権、等)の策定、
②ポートフォリオの構成の決定(成長株対割安株、国内株対海外株など)、
③アクティブ対パッシブ比率の決定、
④個別ファンドの選択、
⑤アクティブな運用(銘柄の売買)
最小コストで最大の効果を出すのは①で、④や⑤はコストがかかる割に効果が殆ど無い
・モーニングスターは自身の格付けが将来のパフォーマンスの予想に殆ど役立たないことを認めている。
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- 感想投稿日 : 2018年9月24日
- 読了日 : 2018年9月15日
- 本棚登録日 : 2018年9月24日
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