成田龍一との対談もままおもしろいですが、ハイライトはやはり小熊英二との対談の部分でしょうか。対談者というよりインタビュアで分析者の小熊が網野前後の歴史学界のコンテクストを紹介しつつ、ズバズバと質問していく。それに対して回答者も丁寧に返していく。結果的に読む側にとっては二重においしい感じです。(戦後〜現代歴史学界のひとつの様相を見るとともに、網野の見解も知れるということで。)
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カテゴリ:
science.historical
- 感想投稿日 : 2013年1月19日
- 読了日 : 2012年12月4日
- 本棚登録日 : 2012年11月17日
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