村上海賊の娘(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2016年7月28日発売)
4.02
  • (295)
  • (390)
  • (199)
  • (32)
  • (4)
本棚登録 : 3137
感想 : 258
4

本作は、著者が相当時間をかけて史料を調べて書かれたんだろう。引用史料がたくさん紹介されていることで、過去の戦国時代の海戦の様子がとてもイメージしやすかった。村上海賊はほぼハッピーエンドだが、2巻で主役級の泉州海賊が最後にみな海戦に散っていく様子は、戦国の世では仕方ないのだろうけれども、少し残念でした。
4巻を通して、早くページを読み進めたくなる面白い展開でした。4巻読了あっという間でした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月14日
読了日 : 2017年8月14日
本棚登録日 : 2016年12月2日

みんなの感想をみる

ツイートする