カイエ・ソバージュの5冊を乗り越えて、本作を手にとった。
タイトルからしてみると、内容はちょっと期待はずれ。
「芸術人類学」という新たな学問領域について、体系だった枠組みのようなものが網羅されてるかと思ったが、実際は数編の評論の寄せ集め。個々の評論自体は面白く読んだが、なぜこれらをまとめて『芸術人類学』という一冊の書物に編んだのか・・・その意図あるいは必要性がはっきりせず(わからず)、どことなく不完全燃焼に終わってしまった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
人類学
- 感想投稿日 : 2010年2月9日
- 読了日 : 2010年2月9日
- 本棚登録日 : 2010年2月9日
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