【内容紹介】
"たかが"箇条書きこそ、最強のスキルである。シリコンバレー、戦略コンサル他、世界の最前線で超一流がしていること。
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書いてあることはまぁ間違ってはいないですが…はっきり言って「わかりにくい!」の一言です。「一瞬で全体像を把握させるのが大事」と説いておきながら、それを説いている本自体が正反対の内容でどうする。タイトルと裏腹に、まともに読んだら10倍時間がかかります。
わかりにくい理由は大きく3つ。
1つ目はポイントがわかりづらい。せめてポイントは太字やアンダーラインで目立たせてほしいです。この手の本においては常識では?
2つ目はわかりにくいネーミングセンス。「冒頭でまずまとめを言うこと」をわざわざ「ガバニング」とか言ったり、「MECE崩し」などという作者本人にしかわからないような単語が出てきたり…。外国人が書いたものを日本語訳したのかと思うぐらいに全然頭に入ってきませんでした。人にわかりやすく伝える気あるの?魅力的にわかりやすく伝えたいなら直感的にイメージできる言葉を考えろと言いたい。カッコつけたいならどうぞおひとりで、という感じでした。
3つ目は、そもそも箇条書きである必要が全くないという点です。普通の文章の頭に「・」や「1.2.…」をつけて、一文ごとに改行しているだけ。著者は「箇条書き」と言いたいだけなのでは?パワポの見栄えはいいかもしれませんが、本質的には文章でも全く問題ありません。なぜ箇条書きに拘ったのでしょうか。
上記の内容を敢えて箇条書きで書くなら、
●この本はわかりにくい。理由は以下の3点。
・ポイントが一目で明確にわかるようになっていない。
・コツの呼称から、内容を直感的にイメージできない。
・箇条書きでなくてはならない理由が明確ではない。
という感じでしょうか。これぐらいのことであれば、わざわざ勉強しなくても誰でもできると思いますが…。
- 感想投稿日 : 2020年8月6日
- 読了日 : 2020年8月5日
- 本棚登録日 : 2020年8月6日
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