くらべる東西

  • 東京書籍 (2016年6月9日発売)
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感想 : 85
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【内容紹介】
関東と関西の文化、食べ物、日常生活、習慣、風景…日頃感じるなんか違う…というもやもや感。
「桜餅」「湯船」「タクシー」から「座布団」「縄文土器」まで、そんな34の違いを写真で比べました。東西あるあるの決定版!

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一番印象に残ったのは「銭湯」のページです。表紙にも使われていますが、西スタイルの銭湯は浴場のど真ん中に湯船があるんですね。近頃は減っているみたいですが…。今まで西スタイルの銭湯に出会ったことがなかったので、新鮮でした。
あと、「関東」「関西」という呼び方の由来が「関所の東」「関所の西」であることも初めて知りました。元々は日本は逢坂の関で東西に分かれていた(=現在の名古屋も北陸も関東だった)のですが、時代とともに人口が増えたため新たに箱根に関所ができ、その後は「逢坂の関より西が関西」「箱根の関より東が関東」となったそうな。じゃあ間にある愛知・静岡は?…という話はさておき、普段特に気にせず当たり前に使ってる言葉にもちゃんとした由来があるんだなぁと感心しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 写真集・イラスト集
感想投稿日 : 2020年8月15日
読了日 : 2020年8月15日
本棚登録日 : 2020年8月15日

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