・季節は秋、テーマは恋の歌が多い。会ったこともない相手に思いを馳せ、有明の月に“あはれ”を感じる生き方は、悪くない、というかむしろ憧憬(ごく限られた貴族・役人ができた生き方だが)。
・鎌倉時代の勅撰和歌集からの選歌もあるが、中心は平安時代のもの。平安の貴族社会が作った感性・美意識はどのように現在に受け継がれているのだろうか。
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カテゴリ:
物語と詩(国内)
- 感想投稿日 : 2022年6月6日
- 読了日 : 2022年5月29日
- 本棚登録日 : 2022年5月29日
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