ミオ〜!
ああ、これはつらい。
なんちゅう物語を紡いでくれるのか。
作者恐るべし。
家族を守る為にスパイ行為を受け入れざるおえなくなったミオ。
その罪悪感から仲間からも距離を置き続ける。
そんなミオの境遇にこの巻はずっとシリアスで沈んだものになった。
唯一温かかったのは清顕とミオが不時着した場面かな。
なぜなら、その時だけはミオは自分がしたい事を、清顕を死なせない為にできる事を、進んで選択できたから。
けれどそんなミオに、さらにつらい出来事が、それまでの世界の崩壊が追いかけてくる。
この怒涛の展開は、いや、すごいなあ。
そしてラストの清顕との別れの場面の悲痛さ。
自分の想いと全く逆の事を口にするミオの辛さに胸が痛くなる。
この先ミオにはどんな前途が待ち受けているのだろうか。
祈りたくなる。
それにしてもハチドリは意外と仲間想いなんだな。
ツンデレの系統かも(笑)
あと、清顕の初体験は、いやまあ死に直面して子孫を残そうとする本能だから(爆)
でも、爆発しろ!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2017年2月11日
- 読了日 : 2017年2月11日
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
みんなの感想をみる