マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫 24)

  • 早川書房 (2003年12月15日発売)
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本棚登録 : 594
感想 : 56
4

ポアロシリーズの第24弾。
タイトル通り、マギンティ夫人が
死んだところから物語は始まりまる。

どうしてマギンティ夫人は死んだのか?
何故殺されなければならなかったのか?
そして誰に殺されてしまったのか?
ホワイダニットとフーダニットが
焦点になってきます。

『ひらいたトランプ』以来の
アリアドニ・オリヴァ夫人も出てきます。
推理小説家という立場からポアロに
様々な助言をしてくれる良いキャラで好き。

どう考えても犯人であろう人物の冤罪を
晴らしていくポアロの物語。
私も読んでいてポアロと同じ気持ちになりました。
めちゃくちゃ犯人ぽい…。


最終的には登場人物の
謎を全て解いてくれました。
さすがポアロ。さすがクリスティ。
天晴れです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2022年9月2日
読了日 : 2022年9月2日
本棚登録日 : 2022年8月19日

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