本作品、藩内の内紛を解き明かすべく奔走する藩士達の剣士としての顔と彼らの身の上にある家庭人としての煩いが混じり合って話は進む。
家族の問題を描きながら企業の派閥争いを描くドラマの時代劇版の様にも感じられた。
文庫版巻末、出久根達郎氏の語る秘太刀「馬の骨」真の伝授者については同意できない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
時代小説
- 感想投稿日 : 2020年12月17日
- 読了日 : 2020年12月17日
- 本棚登録日 : 2020年9月24日
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