書店に出向くと時々こういう出会いがある。
目指す本をネットで注文ではなく、目当ての本があるわけでもなくぶらっと書店に出かけて自分を待っていたような本に出くわす事が。
子供の頃たしかテレビの舞台中継のような物で見た「南の島に雪が降る」だ。
「南の島」になぜ雪が降るのかと母に聞いた覚えがある。
役者加東大介の記録文学とも言える作品ですね。
沢村貞子さんの「後記」も素晴らしかった
戦時下、荒んだ兵士の心を慰撫するため、死んでいく戦友の弔いのため戦地で懸命に芝居を続ける。
役者加東大介さんの実体験に基づくこの作品は読む物をして一人の戦友であるがごとき錯覚を起こさせる。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年7月12日
- 読了日 : 2015年7月12日
- 本棚登録日 : 2015年7月12日
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