シリーズ3作目、完結編。
前作の岐阜の騒動から、3か月。日向は奥多摩に身を潜め、嶺藤は家族の警護も兼ねて、豊洲のマンションに戻っていた。
年が明け、いよいよクリムゾンの計画が実行される時が近づき、日向と嶺藤は最後の闘いに挑む。
クリムゾンの犯行の理由にも今作では触れているが、結構重たい社会問題なのに、日本全体を爆破して、日本を作り直すとか、動機と行動のバランスが悪いのが残念。
でも、そんなに難しい動機でもなくて、他の著者のシリーズで感じた「結局何がしたかったの?」感はなかった。
3か月の間に嶺藤も異様にアクション慣れしてしまったし、この作品は絶対映像に向いていると思う。作品自体、難解ではないし、カンテレが得意なアクション警察物でドラマ化を希望!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
警察物
- 感想投稿日 : 2018年2月28日
- 読了日 : 2018年2月28日
- 本棚登録日 : 2018年1月27日
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