白バイガール 駅伝クライシス (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社 (2017年11月2日発売)
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本棚登録 : 278
感想 : 34
3

シリーズ第3弾。
サブタイトルから、3作目にして、もう木乃美の目標が達成したのかと思ったら、木乃美が箱根駅伝の先導に選ばれた訳ではなく、箱根駅伝を目前に控えた年末に鎌倉の七里ヶ浜の駐車場で起きたリンチ殺人事件の捜査の様子と、箱根駅伝の様子が交互に描かれる。
箱根駅伝となると、神奈川県警や警視庁にとっても、一大事なんだなぁ、と変なところで納得。
そこにたくさんの機動隊も配備されることから、今作ではまだ弱々しいながら、何とか自分の力で犯人を捕まえようとする木乃美の様子が印象的。そして、今回のサポートはA分隊のメンバーではなく、同期の「部長」。不器用ながら、一生懸命な姿がとても良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 警察物
感想投稿日 : 2018年1月5日
読了日 : 2018年1月5日
本棚登録日 : 2017年11月23日

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