名前なんていらない。
名前が僕を地上へ縛りつけるなら
忘れてしまいたい。
何もかも。
でも飛び方だけは覚えてる。
絶対に忘れない。
何度人生をやり直しても
これだけは、絶対に。
僕の命が潰えても
綺麗な飛び方は
空に置いていくから
散りばめておくから
香るように
僕を辿って
散香で逢いに来て。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
森ミステリィ
- 感想投稿日 : 2013年7月8日
- 読了日 : 2013年7月8日
- 本棚登録日 : 2013年7月1日
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