イスラーム国の衝撃 (文春新書)

著者 :
  • 文藝春秋 (2015年1月20日発売)
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本棚登録 : 200
感想 : 19
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イスラーム国の衝撃を読み、最も衝撃だったのはイスラーム国自体が単なる破壊を好む集団ではなく、元来のカリフ制を伴う強固なイスラーム社会を目指した緻密な計画のもの活動をしている組織だと知ったことである。
本著はイスラーム国の出現に至る経緯、中東地域の現状、イスラーム国の主張や特徴そして未来への考察が書かれている。なかなか一度で理解できる内容ではなかったが、彼らがどういう意図で活動しており何を要求しているのかヒントが見えた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年5月8日
読了日 : 2017年4月30日
本棚登録日 : 2017年4月24日

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