虹の谷のアン (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 7)

  • 講談社 (2005年10月14日発売)
3.76
  • (10)
  • (7)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 10

牧師一家の健気さと空回りさがほんと泣けてくる
良い友達になれてほんとによかった

バツを与え合う会のくだりはほんとに辛い
いいことをする会なんかじゃないね
かなしくていじらしくてあわれで辛い

虹の谷っていいなあ
家の近くにそんな場所があったなら!

深く考える人ってのは少ないのかもしれない?
それか、考える方向はみんな別々だから、求めてる深い考えに出会わないことのほうが多いのかもしれない
不快だと思ったらピシャリと断っていいんだね
あなたの深い考えとわたしの深い考えは違うから

戦争の影はこんな幸福な一家にも迫っていて、みんな笛吹きについていってしまう
あのウォールターですら、義務について深く考え始める
海賊に憧れるジェムはなるべくして成長したけど、国家への愛情って複雑だ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生とは
感想投稿日 : 2021年9月15日
読了日 : 2021年9月15日
本棚登録日 : 2021年9月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする