今回の話は、いつもとはちょっと違っていて
謎解きというよりは、浦島太郎伝説の蘊蓄の嵐ってところかしら?
歴史は時の権力者によって、都合よく作られているってのは
とっても納得いったわ。
どうしても残したい事は、関係者だけがわかるように
民話や伝説といったものに形を変えて、受け継がれる。
まさに歴史民俗ミステリ!
特に深いと思ったのが、浦島太郎の「玉手箱」と
ギリシャ神話「パンドラの箱」だったりする。
渡す側の意識というのを考えたことがなかったけど
深いわぁ~!!大満足です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2016年3月19日
- 読了日 : 2016年2月19日
- 本棚登録日 : 2016年3月19日
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