時効を迎えた美形の連続殺人犯が、生々しい手記を出版する。被害者遺族や世間からバッシングを受けて尚、過激な演出をする真犯人曽根崎の意図が分からず、理解できない価値観を持っているのかと思わせておいてから起こる展開。物語の怒濤の展開や出てくる人物達の慟哭や辛さが伝わり、どんな結末を迎えるのかと一気に読めた。最後はスッキリしたし、最終的に温かみのある想いで終われた事が良かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年3月8日
- 読了日 : 2018年3月8日
- 本棚登録日 : 2018年3月8日
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