ナ・バ・テア (中公文庫 も 25-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年11月25日発売)
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【あらすじ】
草薙水素が主人公。撃墜王ティーチャのいる基地に配属された草薙はティーチャに対する憧れがあった。
新しい基地では翠芽に乗ることになるが、翠芽よりも散花が好きな草薙。その後、散香の新しいモデルに乗ってみないかという話がくる。
新しく比嘉澤という女のパイロットが配属されたが、彼女もティーチャに対して憧れがあり、その様子を複雑に思う。ティーチャ、草薙、比嘉澤、栗田で偵察に行った際、比嘉澤の機体は被弾し、比嘉澤自身も怪我を負った。そのまま不時着して死亡。
その後草薙はティーチャに部屋に呼ばれ、比嘉澤について報告する。墜落の責任について話すが、ティーチャはこのような状況でも自分は娼婦の元へ行くことを考えていると言う。戸惑った草薙はティーチャの車に乗り込み、娼婦の館で娼婦を追い出して自ら服を脱ぐのであった。
しばらく経った頃、草薙は2週間の休暇を取った。堕胎するため、ティーチャに保証人になってほしいと頼むと、ティーチャは医師に連絡を入れた。強い生命力を持つキルドレの子供は、身体から取り出しても生きることができるという。草薙は拒んだが、ティーチャは子供が生きることを望んだため、そのように施された。
そして、ティーチャが草薙の元を訪ね、自分は今の基地を辞めてきたこと、今後パイロットを続けるかも分からないことを告げる。ショックを受ける草薙であったが、しばらくして黒豹の絵が描かれた戦闘機と戦うことになった際に、それがティーチャだと気付く。

【感想】
10年ぶりの再読。スカイクロラシリーズの2作目。時系列では1/6番目に当たる。キャラの中で草薙が一番好きなので、読んでいて楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本小説
感想投稿日 : 2019年9月30日
読了日 : -
本棚登録日 : 2019年9月24日

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