いのちのラブレター

著者 :
  • 実業之日本社 (2010年7月16日発売)
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本棚登録 : 50
感想 : 10
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痛く、悲しい物語でした。。。
なぜ彼女は姿を消さなくてはならなかったのか。
2回も。。運命に惑わされ、わけも告げられず、それでも心のどこかで待つ主人公。。

すでに40代も超え、ただ漠然と生きていくしかなかった主人公。
そこに現れた運命の人。彼女は本当に強い人だと思った。
私だったら絶対一人でそんなことは出来ない。生まれて来れなかった命。その大きさに押しつぶされていると思う。

本当に強い人だ。それにしても男は弱いね~(失礼)主人公。もっとしっかりしろよ!と読みながら叱咤。でもね。どうしようも無いよね。。いきなり消えられては。。。

現れてそして消えて。。。まず最初に馬鹿にされてると思うだろうな~私も。でも付き合ってたのならそんなことする人じゃないとも思うかも知れない。ってかそう信じたいと思う。

だからかな。。主人公が待てたのも。。きっとそうなのかな。。
悲しい物語だったけど最後はほんわか読めた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: いろんな作家さん 男性
感想投稿日 : 2011年10月28日
読了日 : -
本棚登録日 : 2011年10月28日

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