久々の中村うさぎ。
中村うさぎの登場人物は滑稽を通り越してもの悲しく、身につまされる。
腹の中で考えてることは他人にはわからない、どう見られているか自分では気づけない。そういう人たちがわんさかでてきて息苦しくなる。
でもそれが愛しいというか。
弓絵にはなりたくないけど、ああいう人は楽しく生きていけるのかも。嘲笑に背を向けている限りは。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
BLじゃないやつ
- 感想投稿日 : 2011年11月13日
- 読了日 : 2011年11月13日
- 本棚登録日 : 2011年11月13日
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